6月5日財政総務初委員会で初質疑

6月5日金曜日午後1時から開催されました財政総務委員会では、さまざまな重要なテーマで質疑がありました。

私は、橋下市長が、府市大都市局廃止の代わりのように共同設置を提案している府市連携局について質疑を行いました。

5月17日の住民投票で反対多数の結果を考えますと、府市の関係は一旦リセットする必要があります。

その意味から、府市連携局を共同設置までする必然性は感じられませんが、一方で、府と市の二元行政を市民目線で整理すべきという趣旨から、府市連携が重要であることに異論はありません。

ただ、これまで東京事務所や上海事務所では府の職員へは市長から、市の職員へは府知事から併任発令を行うことで府市双方の身分を持たせて府市の事務所を統合し、府市一体運営をして連携効果を上げている事例がすでにありますし、グランドデザイン大阪や都市魅力戦略事業なども併任発令を行って効果を上げていますし、他にも府市協調を目的とした人事交流や派遣を活用する事例もあります。

このようにすでに府市連携の実をあげている事例があることから、わざわざ局を新設しなくても、例えば総務局や政策企画室に部を設置する手法もあるという会派としての意見表明をしました。

当委員会の模様は、大阪市のホームページの大阪市会からインターネット放映の録画映像にすすんでいただくと見ることができます。また、その日の読売テレビの情報番組TENでも放送されたようで、多くの方々から反響がありました。皆さま、お声かけ頂きありがとうございました。